2015/09/22

生まれも育ちも日本人の私がフランス留学して「外国人」になった日

 

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ちびた
ちびた 30代後半、3児の母親。 約11年のフランス生活の後、 家族と一緒に帰国。 「人生に無駄なことなどない!」 という言葉を胸に、生きてます。 ここでは私のジタバタ人生を 描いていきたいと思います。

こんにちは。ちびたです。

 

私は約11年間をフランスで過ごしました。

 

まずは武者修行を兼ねた語学留学のために渡仏しましたが、

 

「フランス留学生活」という

ちょっと華やかっぽいイメージとは異なり、

私のフランス生活は情けない話で満載です。

 

私、留学準備から現地での手続きまで、

全部1人で頑張っていたんですが、

その時から本当ジタバタでしたね。

 

1人で必要以上に焦ってるの。

 

必死よ、必死!

 

そんな中、ちょっと衝撃的だったのが、

私が「外国人」になったことでした。

 

 

外国人って相対的なもの

 

ちょっと話がそれますが・・・

 

先日、家族でお出掛けをした際、

あまりに暑かったので

子供たちを川で遊ばせることにしました。

 

そこは湧水の流れる川で、

子供たちが水遊びのできるように

整備されている場所です。

 

幼児から中学生くらいまでの子供たちが

水着で遊んでる姿がよく見られ、

いつもとても活気があるんです。

 

しばらくすると

高校生くらいかなぁ、女の子が2人、

私たちの近くで水に足を浸したりし始めました。

 

夏の川で水遊び。

あぁ、

何だか青い春の香りがしてきましたぁ。

 

ところがその後すぐに

外国人観光客が5~6人はしゃぎながら

川に入ってきました。

 

その日も暑かったからねぇ。

涼を取りたくもなるってもんよ。

 

実は私の住む町は最近観光化が進み、

外国人観光客が急上昇。

 

でも町全体が、

その変化についていっていない事実も否めず・・・。

 

はっと気がつくとさっきの女の子2人が、

川からあがっていて

外国人観光客の方を見ていたかと思うと、

その場を去っていきました・・・。

 

夫もそれに気がついて

「あの子たち、外国人が来たから行っちゃったのかな。」

 

と、ぽつり。

 

それ以外は考えにくいシチュエーション。

少し寂しくなりました・・・。

 

だってうちにも外国人がいるし、

その血をひいてる子供たちがいるし。

 

身体的な違いもあるし、

言葉も分からないから

怖くなるのもわかるの。

 

でも・・・

そんなにあからさまにしなくても・・・。

 

観光客のみなさん、

楽しそうにしてただけなのに。

 

そもそもね、

お譲ちゃんたちも日本の外に出たら、

外国人なんだよ。

 

私、日本では「ここの人」だけど

フランスでは外国人だったもん。

 

そんなこと当たり前だと思うでしょう。

 

実際体験すると、

なかなかショッキングなのよ。

 

だってそれって自分がどうこうじゃなくて、

外部から押し付けられるんですもの。

 

否が応でも認識させられる、

外国人というその事実。

 

生活してみて、ヒシヒシと感じました。

 

 

留学手続きから生まれた「国籍は日本人」という認識

 

大学3年生の春休みにフランス留学を決めて、

それから秘密裏に準備に取り掛かりました。

 

というのは実は当初、

母以外誰にも渡仏のことは話してなかったんです。

 

言われることは分かってる。

反対されるのも分かってる。

 

心が揺らぐのも嫌だったし、

自分で決めたことを人に覆されるのも嫌だった。

 

情けないんだけど、

性格上反対されて押し通せる自信がなかったので、

結局父を含め、周りの人に話したのが1月のことでした。

 

ちなみに出発は5月でして・・・。

 

今思うと随分ひどい娘だよなぁ。

それでも送り出してくれたもんなぁ。

 

パスポートは既にあったので、

まず語学学校を探しました。

授業料の安い、地方の小さな語学学校を選択。

 

こちらはインターネットで手続きができたので、

手軽に・・・できればよかったんですが、

 

その頃の私は、

インターネットでの手続きなんて初めて。

 

本当にちゃんと送信されてるかも不安だったし、

 

もちろん日本語表記なんてなかったから、

自分の語学力に不信感を抱きつつも、

何とか終了。

 

ネット手続きの手軽さというのが、

掻き消えるくらいの慌てぶりでした。

 

予約金の海外送金もアワアワしながら、完了。

 

語学学校に住居サポートサービスがあったので、

住むところはそちらにお願いして。

 

自分で探さなくてもよかったのが幸いでした。

 

ホッ・・・

 

としてるのも束の間。

 

なんと

一人暮らし用のアパートの家賃が意外に高い!

ホームステイはその倍以上!

 

そこで選んだのがアパートのシェアーでした。

が、私に果たして共同生活が耐えられるのか!

 

現地での不安要素誕生。

 

その後、航空券を購入。

 

そして

最後に学生ビザ取得。

 

これは有効期限があったので、

ギリギリで申請しました。

 

これがないと現地で滞在許可証が

取得できないんです。

 

滞在許可証・・・・

それは外国人にとって

パスポートと同じくらい重要なものです。

 

これを取得、更新するために

毎年毎年、悩まされる・・・。

 

この学生ビザは、在日フランス大使館に申請します。

 

とまあ、

これが大体留学までに必要な3大手続きかな。

 

こういった手続きの中で、

常に問われるのが国籍。

 

今まで

自分は日本人だということは知っていたけど、

自分が日本人だってことを意識したことがない分、

不思議な気分でしたねぇ。

 

そっか、私って日本人なんだよなぁ、なんて。

 

イメージとしてはGoogle マップ。

 

まず建物名ちびたから開始。

縮尺のマイナスをクリックしてちょっと離れると、

ちびたから市全体が表示されます。

 

もっとクリックすると県。

 

そして日本全体になるの。

 

この時 表示されていた私のGoogleマップは、

日本でした。

 

外国人

 

~私の外国人生活開始~ 違いを楽しみ、共感を大切にする

 

そしていざ出発の日。

 

みなさんにお勧めしないのは、

夜のフライト。

 

私は夜9時頃の飛行機で飛び立ちました。

 

が、免税店も既に閉まり、人気も少なく、

外は暗い・・・

これがまたいい感じに不安を掻き立てるんです。

 

それに加えて現地到着が朝4時・・・。

やっぱり人気のないシャルル・ド=ゴール空港を1人、

泣きそうになりながら歩いていく。

 

ちなみに家庭によってにおいが違うように、

国によってにおいが変わります。

 

それも

遠くに来た感を煽るんです。

 

獣医さんに連れて行かれた猫の気持ちがよくわかる。

「ここどこ~!うちに帰してくれ~!!!」

 

占いによると、

この日は結構いい日だったはずなのになぁ・・・。

 

午前10時に目的地に到着。

 

迎えに来てくれる予定だった大家さんには、

色んなことを想定して、出発前に

「午後4時頃着きます」と言ってしまっていたため、

大家さん、出掛けていて電話に出ない。

 

色々想定しすぎだよ、私!

 

ここで生まれて初めて私は、

どこへ行けばいいのか分からない

という経験をしました。

 

住所がないんです。

 

どうしよう・・・・私、どうしよう・・・。

 

どこにも行けなくて

しばらく駅の前で呆然としてしまいました。

 

そして雨が降ってくる・・・。

 

真っ白になってしまった頭で一生懸命考えて、

まず語学学校へ行ってみることに。

 

が、これまた土曜日で閉まってるんだな。

 

ここまで来ると、

慌てることもできなくて

ただひたすらうな垂れるしかない。

 

万事休す!

 

町の中を彷徨いながら、

自分はたった1人なんだと実感しました。

 

頼れる人は誰もいない。

 

スーツケースを引きずる私を、

すれ違うフランス人が見ていきました。

 

その時、私は外国人でした。

 

この時私のGoogleマップは

アジア全体を映していました。

 

フランスでの私は、そんな感じでした。

 

どこの国籍かは分からないけど、

とりあえずアジア系外国人。

 

それから数年は

「ちびた」というアイデンティティーが

はっきりしない日々が続きました。

 

何だか

自分が取るに足りないものになったようで、

とても悲しかったです・・・。

 

フランス語もがむしゃらに頑張ってたけど、

なかなか上達しないしさっ。

私って語学のセンスもないのね!

なんて、何度も帰りたくなりました。

 

言葉が分からないアジア系だということで、

馬鹿にされることもありました。

 

郵便局で私の顔を見た局員が、

露骨に嫌な顔をしたこともありました。

 

お店でかなり雑な対応を

受けることもありました。

 

でもね、

だからこそ人の温かさに触れた時、

そのありがたさが分かるようになったんです。

 

大切な友達ができました。

色んな人に支えてもらいました。

 

そして

色んな人と出会って、

話をしているうちに、

 

国籍や文化、育った環境、表現方法等は違っても、

喜怒哀楽という人間の底の部分は、

みんな同じなんだということに気づいたんです。

 

もっと深い話がしたくて、

一生懸命伝えようとした時から、

私のフランス語も成長していきました。

 

今の私は、

こうやって出会った人と過ごした時間の中で

育まれてきたんです。

 

現在私の中のGoogleマップは

丸い地球全体を映し出しています。

 

嬉しかったり、悲しかったりする気持ちは、

みんな同じ。

 

違いはあっても、共感できるの。

 

そして違いから生まれるものは、

決してマイナスのものばかりじゃないんだよ。

 

外国人として生きたからこそ、

学べたことです。

 

だからね、

あのお嬢ちゃんたちに伝えたいんです。

 

対話をする前から、

外国人は自分とはまったく違う人間なんだと

決め付けないでねってこと。

 

それから ・・・

 

思いを込めれば、

伝えたいと思えば、

人はつながれるんだってこと。

 

だから今は立ち去る選択をしたとしても、

 

いつかは

にっこりと笑いかけられようになれれば

こんな素敵なことはないなぁ、と思うんです。

 

この記事を書いたライターちびたはこんな人!

 

 

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どうもサイト管理人のゆりです。

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