2017/01/06
虐待になる前に、助けを求めよう!子育てを頑張るママたちへ告ぐ

この記事を書いている人 - WRITER -
こっしー 働く40代2人の子持ち主婦。ライターとしてはひよっこですが、フラワーアレンジメントは
プロ級?です。(歴15年)今はガーデニングもやります♡
こんにちは。40代子持ち主婦、こっしーです。
最近、子供の虐待がよく事件になっていますよね。
そんなニュースを見ると、
どうしてそんなことになっちゃうのって思いますよね。
でも、虐待はあなたのそばにも迫っているよ。
もしかしたら、
あなたもそのブラックホールにはまってしまうかも…。
娘をかわいいと思えない私
不妊症治療の末、
やっと授かった娘でしたが、
今、娘の小さかった頃の事を思い出そうとしても
何も出てこないんです。
10年以上前の事だから忘れちゃったのかな?
まあ、それもあります。
子育てって結構大変なんだけど、
毎日どんどん子供が成長するから忘れるんですよ。
出産だって、大変だった、
ってみんな言うけど、また忘れて
二人目、三人目を生んだりするしね。
でも、私の場合は、たぶん違う。
娘が2歳の時に夫がうつ病を発症してから
本当に娘といることが苦痛で仕方ありませんでした。
たぶん、そのつらかった記憶とともに娘の成長の一つ一つを
封印して来てしまったように思います。
2歳と言えば、しゃべりだして、
いろいろわかるようになってかわいい盛りです。
赤ちゃんの時よりは、
断然手がかからなくなってくる反面
自我が出てくるので、
「魔の2歳児」と呼ばれる時期でもあります。
長女の場合、1歳になる前から
本当に成長の早い子で、病気もほとんどしないし、
赤ちゃんとしては本当に手がかからない子でした。
2歳になると色々知恵もついてきます。
言葉もいっぱいしゃべります。
自我も出てきます。
私のまねをするから「それって私がしてる事かも…。」
と自分の嫌な部分を見せつけられるようで
イラッとすることもあるんですよ。
2歳で、ものすごいイヤイヤ期っていう訳ではありませんでしたが、
意地でも私の言う事を聞かない頑固なところもあって。
しかも、叱られても謝らなかったりしたら、
謝るまでバトルです。
2歳の子供相手に大人げない…ってなこともありました。
そんな普通の育児の日々でしたが…。
ちょうど娘が2歳になってすぐ、夫がうつ病になりました。
(「夫がうつ病と診断された時」をお読みください)
夫が病気になったことで生活に対する不安が増大し、
私の心理的な負担が倍増しました。
生活が激変しました。
不安ばかりの日々の中で子育てをしなければならないのは
苦痛以外の何物でもありませんでした。
私としては、自殺してしまうかもしれない夫に
かなり気を遣っていて、
とにかく、目先の夫の病気のことで
頭がいっぱいで、うーん頭痛い。
はっきり言って、
子育てどころではありませんでした。
もっと言うと、「子供なんか、いなければいいのに…。」
と何度も思ってしまいました。
2歳になったばかりの女の子って
まあ、しゃべる。
寝ている時と食べている時以外は
しゃべっているか歌っているかどちらか。
普通に聞くとほほえましくて
「かわいいじゃん!」って思うでしょうけど、
私は、自分の心が疲弊しているもんだから、
そんな風に思えなくて。
「ちょっと黙っててよ!!」ってよく娘に言っていました。
とりあえず、黙るけど、
3分経つとまたしゃべり始める。
その繰り返しをするうちに
「もうっっっ!うるさーい!!!」となって当たり散らす。
近寄ってくる娘を受け入れられないし、
ちょっと悪さをすると、
必要以上に叱ってしまったり…。
叱ってるそばから、
頭の中でブレーキをかけるんだけど
正反対のことを頭の中でしているから、
もう、パニックになっちゃう。
娘の方も私の異変と家の中の異変を敏感に感じ取っていて
私を怖がったりしていました。
そりゃあ、おかしかったと思う。
今ならわかるけど、当時は病気の夫を支えることと
幼い子の育児と言う
2大ストレスに常に首を絞められていたような感じ。
苦しい・・だれか…助けて…。
だれにも頼れず孤独な中での戦いだった。
病人と幼子の両方なんてひとりで背負いきれないよ!
虐待の心理
虐待がおこる時、
たいてい親の心理状態や経済状態などに問題がある。
経済的な困難の為、ネグレクト(放っておかれること)や
暴力が日常的におこることが多い。
その他にも、初めての育児で、
だれにも相談できず育児に疲れたママが
虐待に走ってしまうケースもあります。
人間って、「わからない」ことに対する不安って
ものすごいストレス。
しかも、生身の子供を育てていくことって
わからないことだらけ。
誰かに相談できるといいんですけどね。
うちの場合は、日々の不安増大で急激に
私の心理状態が悪化していったので
一歩間違えば、虐待ってことになってたかもしれない。
虐待にはなっていなかった(と思う)けど、
常に怒ってばっかりで
私自身が情緒不安定で心身ともに崩壊寸前だったし、
虐待に走りそうで、自分でも怖かった。
イライラしていました。
子育てって親が子供に愛を与えていくことです。
でも、親が何かの理由で
心理的に追い詰められていたりすると虐待が起こる。
心をコップにたとえてみます。
ママのコップの中に愛と言う液体が
なみなみと入っているときは
その愛を子供の小さなコップに注いでいくことができます。
でも、子供に与えてばかりだと当然
ママのコップは空っぽになってしまいますね。
ママのコップに誰かから愛を注いでもらえたり、
ママがハッピーでコップの中から
湧き出るように愛が満たされれば、
また子供に愛を注いでいくことができますが、
ママのコップが空っぽのままだと、
どんなに頑張っても何も子供に与えてあげられない。
ママのコップが空っぽでも
子供はちょうだい、ちょうだいって来ます。
あなたならどうしますか?
最初は「ごめんね。もうないの。」と
優しく言うことができるしょうが、
それでも子供はちょうだいってくるでしょう。
子供はそれぐらい愛情を必要としているし、
大人の事情なんて理解できないもの。
ママのコップは空っぽなのに
何度も何度もちょうだいって来られると
悲しくなってしまいます。
それに子供以外のことでも
心理的に追い詰められていたら
コップもひびが入ったりパリンと壊れてしまうかもしれません。
「ないって言ってるじゃん!」ってなります。
泣きたくなりますよね。
ないものを出せって言われたら
「どうしよう、どうしよう」って困ってしまいますね。
子供にあげたくても何も与えてあげられない。
それでもひび割れたコップで、
ママは何とかしようとするでしょう。
でもどうにもなりません。
ママの心(コップ)は壊れてしまっていますから、
正常な判断ができなくなり、
虐待がおこるのではないかと。
もし、ママのコップにいつも誰かから
愛が注がれていればママの心は安定して、
いつでもおいでって子供に言ってあげられる。
ママのコップに愛を注ぐのはだれか。
それはパパであったり、
周りの協力者であったりするでしょう。
一人親の場合、パートナーはいないから、
愛を得るのは難しいかもしれない。
しかも、誰もそばにいなくて
一人で子育てしていたりすると孤立して危険!!
一人で思いつめちゃいそう。
虐待がおこるケースって一人親の場合が多いそうです。
おばあちゃんやおじいちゃんや誰でもいいから
周りにサポートする人がいれば大丈夫なんだけど。
私の場合も、私のコップの中に愛を注いでくれる人は
一時的にいなかった。
実家も遠く、周りにサポートしてくれる人はいなかった。
孤軍奮闘。
もちろん、私の場合、
虐待までは至っていませんでしたが、
子供を疎ましく思っていたことは確か。
かろうじて、虐待にならずに保てたのはなぜか。
近くに友達がいたからです。
その友達は、独身の時からの友達で、
たまたま当時近くに住んでいたし、
娘と同い年の子供もいた。
彼女は何をしてくれたわけでもないけど、
うつ病の夫を抱えている私の状況を理解し、
話を聞いて一緒に泣いてくれた。
孤独な私を救ってくれた。
これほど、
友達のありがたさを痛感したことはなかった。
その友達が私のコップに友情という
一種の愛を注いでくれていたんだと思います。
なみなみに、と言うわけにはいきませんでしたが、
かろうじて生きながらえることができたと思います。
彼女がいなかったら、
本当に私、ヤバかった・・・。
夫のうつがうつらなかったのも、
虐待までには至らなかったのも
ただ運が良かっただけで、ギリギリだった。
ママの育児の大変さをわかってあげて。
夫の状況もあり、
子供を育てるのが本当に大変に思っていました。
私のような状況は特殊だから、
例外とするにしても多かれ少なかれ、
子育てしている人はみんな大変だと思っていますよね。
子育てが大変っていうけど、
なぜか考えたことあります?
子供が小さいから?
赤ちゃんやちっちゃい子って
こちらの思ったとおりにはなりませんよね。
言葉もうまくしゃべれないし。
何をしてほしいのか、何がしたいのか、
全然わからない時があります。
育児になれていないともう
最初は、ちんぷんかんぷん!
でも、それだけじゃないですよね。
子供といると自分の意思とは無関係に
自分のしたいこと、しなければならないことが
遮られてしまいます。
この、「自分の意思とは無関係に」っていうところが
ミソなんじゃないかと。
しかも日本の場合、
育児がママに集中していることが多いですよね。
ママがちょっと別の部屋に行って姿が見えないだけで
赤ちゃんは泣きます。
泣いたら心配だから駆けつけますよね。
トイレもゆっくり入っていられません。
トイレに入っていると
「えーん・・・。おたあさ~ん
(娘は、最初お母さんと言えなかったので)。
いない~!!えーん・・。どこ~??」と言う声が
聞こえて急いで出てきます。
ああ。トイレぐらいゆっくり入りたい。
寝ていてもゆっくり寝られず、
起こされてしまいます。
赤ちゃんの時は
やっと気持ちよく眠れるかなと言うときに
「うぎゃー」という泣き声で起こされます。
「ああ!もっと寝たかったな・・・。」
と目をこすりながら
ミルク、ミルク。おむつ替えて。
洗濯物を干していても、
お風呂の掃除をしていても、
途中で赤ちゃんが泣いたら駆けつけなければなりません。
「まだおわってないんだけど・・・。」ってこともよくある。
それらほとんど、自分の意思とは無関係に
やりたいことを中断しなければなりません。
同じ3時間眠るのでも自分で起きようと思って
寝た3時間と、もっと寝たかったけど、
子供の泣き声で無理やり起こされて
3時間しか寝られなかったという
3時間では時間の長さは同じでも
ママの気持ちが違います。
いつもいつも
「ああ、もっと○○したかったな。」とか
家事がはかどらず、
「まだ終わってない。」ばかり。
生活全部がすべてこんな調子で
何一つとして納得いくようにできない。
時間が足りないのではなく、
すべてにおいてきちんとこなしたいという気持ちが
満たされず欲求不満で苦しくなるのだと思います。
そんなストレスフルな生活の中で、
子供にイライラするのは当たり前なのに、
子供に優しくできないと
「あー私ってダメな母親…。」と思っちゃう。
自己嫌悪。
それに加え、予想外のトラブルもしょっちゅう。
欲求不満と不慮の出来事の連続とさらに自己嫌悪まで。
大変じゃないわけないですよね。
みんな、一生懸命子育てしてるよ!!
ママたち、頑張ってるよ!

ママたちはだいたい同じ経験をしているから、
少し話すだけで「そうだよね~」と分かり合えますが、
男性にはその苦しさゆえのストレスは理解されにくい。
男性が自分の意思を無視されて、
生活しなければならいってことは
ほとんどないでしょうからね。
でも、ちょっと想像力を働かせて、
女性が言っていることに耳を澄ませれば
なにも、わがままを言っているわけじゃないことが
わかると思うんです。
みんな頑張って子育てしています。
だから、パートナーや周りの大人たちは
子供を育てているママたちの状態を
理解して頑張っているママを認めてあげてほしい。
特にパパ!
一言「大変なのに、よくやってるね」
って声をかけてくれるだけで
ずいぶんママたちも楽になれる気がする。
その一言には思いやりと愛が込められている。
ママのコップにも愛情が注がれる。
子育てにしても病人の介護にしても
だれかの理解があって、
それを認めてもらえれば
かなりしんどくて大変でも頑張れると思うんですよね。
だから、虐待している人を見た時には
「虐待するなんて!」と批判するだけではなく
その人の背景も理解してあげて欲しいです。
子育ても同じ。
もちろん、ママじゃなくちゃダメなこともあるけど、
ママ一人に負担を押し付けて
ママ一人が子供を育てるんじゃなく、
パートナーや周りの人みんなで子供を育てていけると
子供も色々な人のエキスを吸い取って
色々な経験をすることができる。
ママにとっても、自分を見失うことなく
子供に愛情を注いで行けそうな気がします。
そして、子育てに疲れてしまったママたち。
一人で抱え込もうとしないで、
誰かに助けを求めましょう。
それは、決して情けない事でもないし、
悪い事でもありません。
近くに頼れる人がいない人は、
自治体の相談窓口などに頼っていきましょう。
もし、身近な人が子供を抱えて困っているようだったら
ぜひ、「よく頑張ってるね。」と一言かけてあげて欲しいです。
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この記事を書いたライターこっしーはこんな人!
会社を辞めて自由に生きる方法を教えます!
どうもサイト管理人のゆりです。
私は22歳の時に会社を辞めてから、
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