2015/10/18

留学初の友達はルームメイト。みんなにもらった大切なもの。

 

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ちびた
ちびた 30代後半、3児の母親。 約11年のフランス生活の後、 家族と一緒に帰国。 「人生に無駄なことなどない!」 という言葉を胸に、生きてます。 ここでは私のジタバタ人生を 描いていきたいと思います。

こんにちは。ちびたです。

 

フランスから家族と共に帰国した、

30代後半、3児の母です。

 

前回、

私が渡仏した時のエピソードを書いたのですが、

 

前回記事↓

<生まれも育ちも日本人の私がフランス留学して「外国人」になった日>

 

ふと、

現地到着後のオチを

お話ししてないなぁ、っと気がついたわけで。

 

気になった方もいるのではないかと思い、

今回は続きを少々。

 

と、その前に・・・

まだ読んでいない方、

若しくは

ちょっと忘れてしまった方に、

前回何が起こったのかお話しましょう。

 

~前回のあらすじ~

 

大学卒業後の進路を

フランス留学に決めたちびた。

 

語学力ゼロの状態で、

後悔と心細さを胸に、

夜の便で1人

旅立って行ったのだった。

 

留学先の町に到着したのが朝10時。

が、大家さんには

午後4時頃と言ってしまっていた。

 

大家さんと連絡がつかないちびた。

どこへ行けばいいのか分からず

ただ町を彷徨うしかなかったのだった。

 

そしてそんな彼女に、

容赦なく雨が降り始める。

 

ちびたの運命やいかに!

 

やっと辿り着いたアパート

 

駅を下りた私はどこに行っていいのか分からず、

スーツケースを引きずって彷徨っていました。

 

雨も降ってきて・・・。

 

町の中をウロウロした挙句、

電話ボックスを見つけて、

雨宿りしながらこっそり泣きました。

 

帰りたかったです。

 

帰る場所があるっていうのは、

心強いことなんだと実感しました。

 

本当のことを言いますね。

 

ずっと実家から遠く離れたかったんです。

何だか馴染めなくって。

 

小さい時から

そこが自分の居場所ではない気がして。

 

だから帰る場所なんてなくていいと、

色んなものを断ち切りたいと思って

日本を出ました。

 

でも電話ボックスの中で思っていたのは、

まず両親のことでした。

「ごめんね。」って。

 

今日もいつものように、

私たちのために

お仕事頑張ってくれてるんだろうな、とか、

何て親不孝なことをしてるんだろう、とか、

しまった、すごく遠くに来ちゃったよぉ、とか、

頭の中はもうグチャグチャ。

 

即効帰国して、

土下座して謝りたかったです。

 

その後、ふと我に返って、

 

いやいやいや、

留学生活始まったばかりだから!

 

到着して早々、

もう帰る気になっちゃったよ!

 

時間が来れば大家さんにも連絡つくはず。

それまで待てばいいんだ。

 

で、気を取り直して、

語学学校を外から眺めに行くことにしました。

 

そうしたら!

そうしたらですよ!

 

学校に住んでいる管理人さん夫婦が、

私を見つけてくれたんです!

 

「#&$*+%*@!!!!」

↑お礼のつもり。でも言葉にならなかった。

 

事情を説明したら、

そのまま私をアパートまで

車で連れて行ってくれました。

 

慣れてるんでしょうね。

 

アパートに着き、ルームメートと対面。

 

インド系イギリス人の女の子と

メキシコ人女性とその彼が出迎えてくれました。

 

・・・みんな、濃ゆいよ・・・。

 

今じゃ、

夫と子供たちで見慣れてるけど、

「外国人」に慣れていなかった当時の私は、

みんなのその容姿の濃ゆさ故に、

ちょっと怖かったんです。

 

アパートの外でも中でも「外国人」と一緒。

果たして私に、耐えられるのかしら。

 

しまった!私も外国人だよ!

 

ここで、ちょっと想像してみてください。

 

周りの人が、みんな歌ってるんです・・・。

それで彼らの間ではコミュニケーションが成り立ってるんです。

 

そして歌の内容が、私には全然分からない。

 

それが私の最初の語学スキルでした。

スキルって呼んでいいかどうか・・・。

 

フランス語がまったく分からなかったので、

歌にしか聞こえてこなかったというね・・・。

 

目が点でした。

心も体もフリーズ状態。

 

友達の猫を預かって気がついたんですが、

お他所の猫が我家に慣れるまでに3日。

 

実はこの日数、

猫の体から前の家の匂いが

消えるまでの時間なんです。

 

我家に着いた時の自分の匂いと、

新しいお家のそれが違うので、

猫自身もパニック状態。

 

3日経って自分が我家の匂いになると、

まったく問題がなくなるんですよね。

 

むしろ「私んち」みたいな顔をして、

飼い主さんが迎えに来ても、

自分の匂いと違うからまた動揺したりして。

 

私もお他所に来た猫のようでした。

 

自分が新しい場所の匂いになれるまで、

心身ともに大混乱だったんです。

 

猫と違うのは、

私の場合本当に慣れるまでに

年単位の時間が必要だったこと。

 

それまでこんなに緊張して

日々を過ごしたのは初めてでした。

 

ピアノの発表会で、

私の番まで後2人って感じの緊張感。

しかも演奏曲は、

いつも同じところでミスするから

ちょっと苦手に感じてる。

 

この状況が続いていました。

 

言葉が分からないっていうのも含めて、

自分は外国人なんだと思う場面が多かったんです。

 

このフランス社会において

自分は異物だと感じていました。

 

フランス人にとって当たり前のことも、

私には分からない。

 

それが文化の違いなんだろうなぁ。

 

あの頃は

その違いを埋めてフランス人にならなければいけないんだ、

という無謀なことを思いながら生きていたんです。

 

スクリーンショット 2015-09-07 22.42.51

 

今日の心配事は明日の可能性・・・に転じることもある

 

覚えてますか?

私が語学学校の手続きの時、

アパートのシェアーを希望したこと。

 

そして、果たして私に共同生活ができるかな、って心配していたことを。

 

最初の頃はお預かり1日目の猫のように、

こっそり隠れるように生活していました。

 

多分相当よそよそしかったと思います。

今思うと、感じ悪かったかも。

 

欧米系の人々は、

「我関せず」の個人主義的精神で

自分の好きなように生活する、

っていうイメージがあったんです。

 

だから私もそういう風にしなきゃ、

っていうところがあったわけです。

 

でも見ていたら、そうでもない。

結構一緒に行動していることが多いんですよ。

 

自分のしたいことと

相手のしたいことの折り合いをつけて、

うまく共同生活をしてるんです。

 

ある日曜日、歩くのが好きな私は

ちょっと散歩に出掛けていきました。

 

ちなみに、みんな結構個室のドアを開けっ放しで

生活してるんですよね。

 

出掛ける時も開けっ放し。

 

でもその日は洗濯物を部屋に干してあったので、

私ドアは閉めて行ったんです。

 

後からメキシコ人の彼女が笑って話してくれたんだけど、

メキシコ人の彼が

「今朝からちびたの部屋のドアが閉まったままだ。

彼女は病気になっちゃったんじゃないか。」

と、ソワソワしていたそうです。

 

1つここで裏情報。

このメキシコ人の彼、

実は本来契約しているアパートは別にあるんです。

 

でもいつも私たちのアパートにいて

私のことを心配してくれたりしてました。

 

何だかお父さんみたいだな、と。

で、メキシコ人の彼女がお母さんで、

イギリス人の女の子がおねえちゃん。

 

安心できました。

 

帰ってきて誰かがいるって、

話し声や笑い声が聞こえてくるっていいですね。

 

私にも、帰る場所ができました。

 

共同生活に不安を感じてたけど、

シェアーを選択して本当によかったと思いました。

 

でも、その4人での生活も

1ヵ月半で終わってしまいました。

 

メキシコ人2人組がまず最初に、

そして続いてイギリス人の女の子が帰国をしたんです・・・。

 

心細かったです・・・・。

みんな、いなくなっちゃう・・・。

 

たくさん泣きました。

 

メキシコ人の2人が帰国の前日、

みんなでしんみりとご飯を食べました。

 

その時、

私は彼女にお茶を2種類プレゼントしました。

 

小さなお店に入って、

欲しいものを店員さんに告げるなんて、

私には胃ごと丸々吐き出しそうになる程、

緊張することでした。

 

でもお礼がしたくて・・・。

頑張ったんだよ、私。

 

彼女がよくお茶を飲んでる姿を見かけていたので、

好きなのかなぁ、と思ったんです。

 

しかもそのお茶屋さんは

彼女が私に町の案内をしてくれた時に、

連れてきてくれた思い出の場所だったから。

 

そうしたら、

「仕事が終わって帰ってきた後に、

ゆっくりお茶を飲むのが習慣なの。ありがとう。」

と・・・。

 

2人で泣きました。

 

ふと見ると彼の方も目が赤かったです。

 

「ちびたはいつも穏やかだったから、それがホッとさせてくれたの。」

と彼女が声を絞り出すように言ってくれました。

 

私は「私はただ単にシャイなだけで・・・。

でももっと主張できるようにならなくちゃいけないと思うの。」

と、ズビズビしながら答えました。

 

「ちびたはシャイとは違うよ。

だっていつも色んなことを受け入れてたじゃない。」

 

本当のシャイというのは、ある種の拒絶らしい。

なるほど・・・。

 

みんな、私を色んな事に誘ってくれました。

散歩や食事、ホームパーティー、カヤック、ハイキング、

ショッピング、映画・・・。

 

一緒に行っても私は、うまく話せなくて無言なことが多く、

それがとても申し訳なかったんです。

 

もっとありがとうの気持ちを伝えられれば、

私に質問してくれた人に

もっとたくさん答えてあげることができれば、

みんなみたいに笑って色んな話ができれば・・・。

 

折角誘ってくれたのに、

私はちゃんと楽しそうに見えてるだろうか。

みんなに気を使わせてしまって、

お荷物になってないだろうか。

 

そもそも私が頼りないから、

気の毒だと思って声を掛けてくれるんだろうな。

 

いつもそんなマイナスなことを思ってました。

 

でも泣いてる彼女を見て、泣きそうになってる彼を見て、

 

違うよ!そうじゃないよ!

本当に友達だと思ってくれてたんだよ!

 

と、やっと気づけました。

 

で、私はまた号泣。

 

私はその時、彼女から大切なひと言をもらいました。

 

「色んなことを受け入れること。」

 

彼女はあんな風に言ってくれたけど、

私はどちらかというと、物事にすぐ名前をつけて

カテゴリー別に分けてしまい込んでしまう。

 

要するに

「すぐ決め付けてしまう。」傾向があるんです。

 

で、分かった気になってる。

 

この後から

どうせ分からないことだらけの世界に来てるんだから、

全てをありのままに受け入れて、見てみよう。

 

そう、思ったんです。

 

これが簡単なようで意外に難しく・・・。

 

例えば、留学中お会いした日本の方で、

フランスが大好きで海を渡ったのに、

 

思い描いていたのと全く違ったのと、

ストレスフルな生活から、全てを否定的に捉え、

 

「フランスとは、フランス人とはこういうものである」

と決め付けて、拒否をし、フランス自体が嫌いになって

帰国する姿を少なからず見てきました。

 

カルチャーショックに耐えられない自分を、

周りを否定することで守り

肯定しようとしているのかなと感じました。

 

そんな時は、もう一歩踏み込んでいれば

もっと違う見方ができただろうにと、

少し寂しくなりました。

 

「ありのままを受け入れる」というのは、

その一歩を踏み込むために大切なもの。

 

留学の初めの頃に、

彼女からこの言葉をもらったからこそ、

ジタバタしながらも私は外国人として

他国に生きて行けたのではないかと思います。

 

これから留学しようかと思っているみなさん。

初めはやはり大変だと思います。

 

なかなか

思い通りには行かないものなんですよね・・・。

 

でもね、にっこり笑顔で挨拶からでもいいんです。

 

少し思い切ってみるだけで、

その一歩は必ず踏み出していけるはずですから。

 

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