2016/12/09

うちに雀がやってきた!パート1~出会い編~

 

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そら
ゆとり世代の理系女子大生ライター。座右の銘は「悲しみなんて笑い飛ばせ!」ひよっこなりに、思いを伝えていきたいです。よろしくお願いします!!

こんにちは!そらです。

 

みなさんは、ペットを飼ったことがありますか?

 

私は昔から動物が大好きで、

母に何度も「犬を飼いたい!」「猫を飼いたい!」

と訴えたことがあるのですが、

 

「大変だしそんなお金ない」

「毎日散歩するとかむりでしょ」

「死んだとき悲しいから駄目」と、議論の余地もなく一蹴されてきました…

 

これは何を言ってもだ無理だ、と悟った私は、

もう母にペットを飼いたいと言い出すことをやめてしまいました。

 

(その何年後かに妹と弟も同じようなことを母にお願いされて

再び一蹴されてて笑いましたが…(笑))

 

それから数年たち、中学一年生のある夏の日、

晩ご飯の席で母が、「ねぇ、雀を飼ってみない?」と突然言い出したのです。

 

雀を飼うの!?

 

「え??」「すずめ!?」

「雀ってあの、そこら辺飛んでる鳥の??」

 

私も妹も弟もびっくりしすぎて、

目を大きく見開き、身を乗り出して母に聞き返します。

 

「どこから取ってくんの?」と私が尋ねると、

 

「取ってこない(笑)お母さんの働いてる幼稚園の工事の振動で、

雀の雛が一羽、巣から落っこちちゃったの。

 

もう一人の先生は、何年か前に落ちた雛を育てていて、

おうちに一羽いるから、うちで飼ってくれないかって言われちゃって。

 

ほら、人間のにおいが付くと

お母さん鳥は育てないって言うでしょ?」と説明する母。

 

「「「なるほど~~~」」」納得する三きょうだい。

 

「すずめ…」興味津々の弟がぼそりと呟きます。

 

「飼おうよ雀!!!」生き物大好きな私は興奮して、

とっても乗り気で答えます。

 

「でも死んだら悲しいよ~~」と妹が言います。

 

「う~ん…そうだよね…。じゃあ、飛べるようになったら

外の世界に帰してあげるって決めて飼おうか!」と母が言い、

父も同意して、雀を飼うことが決まりました。

 

長い間ペットを飼いたいと思っていた私は大喜び!

 

妹も弟もうれしそうで、三人で飛び跳ねて喜びました。

 

いよいよご対面!

 

次の日、母がもう一人の先生のお宅から

雀の雛を引き取ってくることになりました。

 

ちなみに、ご存知の方も多いと思いますが、

野鳥を飼うことは法律で禁じられているようで、

保護が目的なら、役所に届ければ可能とのことです。

 

 

朝の部活を終えて、

ウキウキワクワクしながら帰宅した私は、

初めて、雀の雛というものを目にしました。

 

絶対かわいいよね…雀はかわいいし、

雛なんだから絶対かわいいよ…

 

ひよこのような姿を期待しながら、

段ボールで作ったおうちを覗き込んだ私は一言。

 

「え、めっちゃブサイクじゃん」

 

そこにいたひなは、鳥特有のあのふわっふわな羽毛が全く生えておらず、

 

かわいいあんよも、ぱっちりとした丸いおめめも、

プリティなしっぽもなく、

 

不格好に大きく黄色いくちばしのついた、

新聞紙の上をずりずり這いつくばる灰色の何かでした。

 

「お母さん…こいつ、ウミガメの赤ちゃんみたいだね…」

 

あまりにも想像の斜め上を行くブサイクな姿に、

私は目をぱちくりして立ち尽くしました。

 

たぶん、みなさんが想像している5倍はブサイクだと思いますよ!(笑)

 

かさかさ、とはね(?)の骨組みのようなもの

動かしているけどあんまり進めてないし…

 

というかはげてるし…

 

くちばしでかすぎだろ…顔の半分くちばしやんけ…

 

そう、心の中で悪態をつきます(ごめんね)。

 

(でもこいつは目がまだ開いてないから、

私がこうやって見ていることもわからないんだろうな…)

 

基本的に目が開いていたら、もう人には懐かないと言います。

 

この子の場合、ほんとに生まれて何日かで落ちたので、

目も開いておらず、人間でも育てることができるのです。

 

(しかもお母さん鳥いないし、自分じゃ何にもできないし、

さみしくて不安だろうな…)

 

そう思いながら観察していると、いきなり大きな口をパカッとあけて、

「ぴぃー」と鳴いて必死に首をもたげます。

 

筋肉も全然ついてないので、それだけでもせいいっぱいの様子。

 

「お母さん、この子、触ってもいいの?」

 

「うん、優しくなら良いよー」

 

「ぴぃ、ぴぃ」

 

お母さん鳥を探しているのか、

きょろきょろしているひなの頭を、

ちょい、と優しく、優しく触ってみました。

 

私の親指ほどの大きさの小さな頭は、固くて、

そしてとてもあたたかくて、

(こいつは一人でも必死に生きてるんだ)と、

 

むねがきゅうっと苦しくなり、

この子をいとおしいと思いました。

 

「名前、夜みんなで決めようね」そう言って、

私は小さな頭を撫で続けました。

 

シリーズ化決定!(笑)

 

スクリーンショット 2015-10-05 23.57.59

 

うちに雀がやってきた!シリーズを、

これから書いていきたいと思います。

 

何回分続くかはわかりませんが、

かわいい雀とドタバタハプニングを、

笑いながら見てもらえたらうれしいです。

 

何かご質問等あれば、コメントしていただければ返信したり、

記事として紹介したいと思います。

 

よろしくお願いします!

 

~目が開いた!偏~に続く

この記事を書いたライターそらはこんな人!



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Comment

  1. まめ より:

    そらさん、こんにちは。
    雀のお話、面白い~~~!
    特に兄弟三人が口をそろえていったカギかっこ三重がナイス!
    うまいことやるな~~。
    それにしても雀を飼うとは!!なかなかないことですよね。
    ツバメは割とよく軒下なんかに巣を作るので見られますけどね。
    鳥の赤ちゃんってブッサイクなんですよね。私も知ってるよ。
    にわとりさんの あのヒヨコを想像すると×。
    でも、少し大きくなるとかわいくなってくるよ。きっと。

    ところで、スズメさんは何を食べさせているの?
    私は今ものすごくフクロウを飼いたいと思っているんだけど、
    餌が冷凍ネズミなので、躊躇しています。

    また次のスズメシリーズで教えてくださいねー。

    • そら より:

      まめさん、コメント有難うございます!!
      かぎかっこ、ほめてくださってありがとうございます(照)
      ぶさいくすぎてすごかったです!(笑)
      でも後々家族に親ばかと言われるほど溺愛しましたよ~可愛かったです!!!!
      雀はもともと雑食なので、ミルワームという1センチくらいのミミズのようなものを与えたり、練り餌という、植物の粉?と水を混ぜて練ったものと、シードという木の実?のようなものを基本的には与えていましたが、お米とかキャベツとかパンとか、本当に何でも食べました!(笑)(笑)食いしん坊でしたね…
      でもふくろうは、ハンターって感じがするので肉食っぽいですね…(+_+)
      私もふくろう飼ってみたいんですけど、やはり大きいですしいろいろと大変そうですね…
      食べ物についてのエピソードもいろいろあるのでまた紹介しますね!ありがとうございました(^-^)!!

  2. もかやん より:

    今日 、私も弱った雀を保護して 、野鳥は飼ってはいけないと聞いていたので調べてたらこの記事が出てきました!役所に届ければ大丈夫なんですね!参考になりました!

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